• スウェーデン語のイメージ・動詞の変化グループってこんな感じ
    Feb 4 2026

    今週は、スウェーデン語の『動詞』についてお話ししてきました。今日で一度、一区切りです。


    スウェーデン語の動詞は、変化の仕方で4つの大きなグループがあります。


    その変化グループを解説…しようと思いましたが、

    今週はこれまでガッツリと動詞の説明をしてきたので、ちょっと疲れもありますよね。(私だけかもしれないですが)


    今日は趣向を変えて、文法はひとまず置いておき、私が持っているそれぞれの変化グループのイメージをお話しします。


    ※あくまで私個人のイメージになるので、文法は関係ありません。その点はご承知おきください。


    第1グループ

    このグループは一言で言うと、優等生だなと思います。

    変化がとてもキレイで、わかりやすく、スッキリしています。すんなり変化させることができます。


    第2グループ

    このグループは、ちょっと「やんちゃ」な感じです。

    変化させるとき、不定詞から最後の文字("a")を取り、現在形は多くの動詞がその"a"を取ったあとで"er"をつけるのですが、私としては、「なんでそんな手間のかかることを!?」とずっと疑問で、

    おとなしくaをそのままにしておけばいいのに(第1グループと一緒でいいのに)、と思っていました。

    ちょっと手間のかかる、世話の焼ける「やんちゃ」さん。


    また、第2グループはその中でさらに2つのグループに分かれます。この2グループを『2a』、『2b』と表現しているテキストが多いです。

    私はこの『2b』の変化が大好きで、何故かと言うと、スウェーデン語の動詞の過去形は、たいてい語尾が"de"なのですが(不規則動詞はまた別)2bでは、これが"te"になるのです。

    この音が特別な感じがするし、発音しててもしっくりくるし、書いてても楽しくて、オススメのグループです。


    第3グループ

    『我が道をゆく』独特なイメージがあります。他の多くのスウェーデン語の動詞は、たいてい不定詞の語尾は"a"で終わるのですが、この第3グループの動詞は、他の母音で終わるものが多いです。さらに、2文字や3文字などの少ない文字数のものが多いので「え?これ動詞なの?」という感じがします。

    第3グループの不定詞は、小さくて可愛い感じがします。


    第4グループ

    不規則な変化をするグループなので、特別なグループです。

    それぞれに個性があって、覚えるのも使うのも面白いです。


    以上が、私が動詞のグループ達に持っているイメージでした。

    各グループの、文法的にきちんとした解説は、また別のエピソードでしますね。


    <今日の日付・スペル>

    "torsdag"…「木曜日」

    "femte"…「5日、5番目(序数の5)」

    "februari"…「2月」

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    9 min
  • スウェーデン語の動詞・第1グループの変化例(ネイティブ発音付き)
    Feb 3 2026

    (*ネイティブ発音付き)

    スウェーデン語の『動詞』について


    今回は、スウェーデン語の動詞・変化グループの中でも『第1グループ』に入る動詞について

    不定詞・現在形・過去形・完了分詞・命令形と、5つの変化の形がどうなるのかを具体的に紹介しています。


    動詞の変化グループ・第1グループはとても大きなグループで、スウェーデン語の動詞の大部分がこのグループに入ります。


    『スウェーデン語の動詞の約3分の2が第1グループに入る。』(Hultman, 2003, p157)


    エピソード内に出てきた単語:

    「聞く」

    不定詞:lyssna

    現在形:lyssnar

    過去形:lyssnade

    完了分詞:lyssnat

    命令形:lyssna!


    「見る」

    不定詞:titta

    現在形:tittar

    過去形:tittade

    完了分詞:tittat

    命令形:titta!


    「話す(語る)」

    不定詞:berätta

    現在形:berättar

    過去形:berättade

    完了分詞:berättat

    命令形:berätta!


    「(誰かと、何かについて)話す」

    不定詞:prata

    現在形:pratar

    過去形:pratade

    完了分詞:pratat

    命令形:prata!


    「働く」

    不定詞:arbeta

    現在形:arbetar

    過去形:arbetade

    完了分詞:arbetat

    命令形:arbeta!


    「(誰かと)会う」

    不定詞:träffa

    現在形:träffar

    過去形:träffade

    完了分詞:träffat

    命令形:träffa!


    *動詞の変化・第1グループの特徴

    ・現在形は不定詞のうしろに"r"がつき、語尾が"ar"となります。

    ・過去形は不定詞のうしろに"de"がつきます。

    ・完了分詞は不定詞のうしろに"t"がつきます。

    ・命令形は不定詞と同じ形になっています。


    <今日の日付・スペル>

    "onsdag"…「水曜日」

    "fjärde"…「4日、4番目(序数の4)」

    "februari"…「2月」


    参考文献

    黒田享, Schmidt, C. (2014). スウェーデン語の基本:入門から中級まで.(1) 三修社.

    清水育男, ウルフ・ラーション, 當野能之. (2016). 大阪大学外国語学部 世界の言語シリーズ12 スウェーデン語(1). 大阪大学出版会.

    Hultman, T. G. (2003). Svenska Akademiens språklära(1). Svenska Akademien.

    Scherrer, P. L., Lindemalm, K. (2014). Rivstart A1+A2 Textbok(2). Natur & Kultur. Stockholm

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    9 min
  • スウェーデン語の動詞・5つの変化の形(現在形、過去形、不定詞、命令形、完了分詞)
    Feb 2 2026

    今週のテーマは『スウェーデン語の動詞』。

    今日はスウェーデン語の動詞・変化の形について解説しています。


    現代のスウェーデン語の動詞は、主語によって変化をすること(人称変化)はありません。

    ですが、例えば時制による変化はあります。


    現在のことを話すときの動詞の形と、過去のことを話すときの動詞の形は違ってきます。


    スウェーデン語の動詞の形・変化には色々あり、SAOLなどの辞書で動詞を調べると、変化の形がたくさん載っています。


    その変化の中でも、早い段階で知っておきたい5つの形を紹介しています。


    スウェーデン語の動詞・変化の形:

    『現在形』…現在のこと、習慣、未来を表す副詞を使って未来のことを言うこともできます。

    『過去形』…過去のこと

    『不定詞』…辞書で調べるときの形。"att"と一緒に使って「〜すること」と表すとき、助動詞と一緒に使うとき(助動詞のすぐ後ろにくるとき)などに使います。

    『命令形』…動詞の変化グループによって、作り方が違います。

    『完了分詞』…現在完了や過去完了の文で使います。


    <今日の日付・スペル>

    "tisdag"…「火曜日」

    "tredje"…「3日、3番目(序数の3)」

    "februari"…「2月」


    参考文献

    黒田享, Schmidt, C. (2014). スウェーデン語の基本:入門から中級まで.(1) 三修社.

    清水育男, ウルフ・ラーション, 當野能之. (2016). 大阪大学外国語学部 世界の言語シリーズ12 スウェーデン語(1). 大阪大学出版会.

    Hultman, T. G. (2003). Svenska Akademiens språklära(1). Svenska Akademien.

    Scherrer, P. L., Lindemalm, K. (2014). Rivstart A1+A2 Textbok(2). Natur & Kultur. Stockholm

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    8 min
  • スウェーデン語・基本の動詞6つ"lyssnar""tittar""berättar""pratar""arbetar""träffar"(ネイティブ発音付き)
    Feb 1 2026

    (*ネイティブ発音付き)

    今週のテーマは、『スウェーデン語の動詞』。


    今日のエピソードでは、

    ・スウェーデン語の動詞の特徴を復習

    ・日常よく使われる基本の動詞を6つ紹介

    しています。


    今回はただ紹介するだけではなく、簡単なクイズを1つ出しています。それは、

    『紹介する6つの動詞(現在形)には、ある共通点があるのですが、それはなんでしょう?』

    というもの。


    この共通点が何なのか、ちょっとだけ意識しながら聞いてみてください。


    エピソード内で出てきた単語:


    "lyssnar"「聞く」

    "tittar"「見る」

    "berättar"「話す、語る」

    "pratar"「話す、話し合う」

    "arbetar"「働く」

    "träffar"「会う」


    *クイズの答え

    6つの動詞(現在形)の共通点は、すべて語尾が"ar"となっています。

    このポイントはとても大事な視点で、動詞の変化グループというものに関わってきます。

    ご紹介した6つの動詞は、動詞の変化・第1グループに分類されます。


    <今日の日付・スペル>

    "måndag"…「月曜日」

    "andra"…「2日、2番目(序数の2)」

    "februari"…「2月」

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    10 min
  • スウェーデン生活・語学学校「SFI」とは?
    Jan 29 2026

    私自身のスウェーデン生活についてお話ししています。


    今回のテーマは『SFI』

    『移民のためのスウェーデン語の語学学校』についてです。


    本日は1月最後の配信ということもあり、コーヒーなど飲みながら、ゆったり聞ける内容にしました。


    今日のお話はスウェーデン語学習には直接関係ないですが、スウェーデンに移住や留学の予定があり、SFIに入ることを考えている方には少し参考になるかな?と思います。

    また、そうでなくても、「へー!『SFI』ってそんな学校なんだ!」と思ってもらえたら嬉しいです。


    エピソード内に出てきた単語:

    februari「2月」

    vabruari「子どもがよくカゼをひく月」

    vabba(vård av barn)「家で子どもを看病する」

    『SFI』

    Svenska för invandrare (Swedish for immigrants)

    svenska「スウェーデン語」

    invandrare「移民」

    nationellt prov「(国内の公的な)テスト」


    kommun「地方自治体」

    komvux「成人学校」

    KTH(Kungliga Tekniska högskolan)「スウェーデン王立工科大学」

    lätt svenska「やさしいスウェーデン語」


    <今日の日付・スペル>

    "fredag"…「金曜日」

    "trettionde"…「30日、30番目(序数の30)」

    "januari"…「1月」

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    9 min
  • スウェーデン語の会話表現「以上でよろしいですか?」(ネイティブ発音付き)
    Jan 28 2026

    (*ネイティブ発音付き)

    スウェーデン語の会話表現で、レジでのやり取り「以上でよろしいですか?」をご紹介しています。


    カフェや食事処、レジで注文するタイプのお店などでは、注文後に店員さんから「以上でよろしいですか?」と聞かれます。


    この「以上でよろしいですか?」という表現と、そのときの答え方について解説しています。


    エピソード内に出てきた表現:

    「以上でよろしいですか?」の表現を2つ

    ①"Var det bra så?"「以上で良かったですか?」

    ②"Något annat?"「他に何かいりますか?」


    ①"Var det bra så?"「以上で良かったですか?」

    に対しては、注文が全て済んでいるのであれば、それで良いわけですから、返事は「はい」になります。

    "Ja, tack!"「はい」

    "Ja, det var bra så, tack!"「はい、以上で大丈夫です。」


    ②"Något annat?"「他に何かいりますか?」

    に対しては、注文が済んでいれば、それ以上何もいらないので、返事は「いいえ」となります。

    "Nej, tack!"「いいえ」

    "Nej, tack! Det är bra."「いいえ、大丈夫です(いりません)。」


    *答えるときに、"Ja"や"Nej"のあとに"tack"をつけることをお忘れなく。


    <今日の日付・スペル>

    "torsdag"…「木曜日」

    "tjugonittonde"…「29日、29番目(序数の29)」

    "januari"…「1月」

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    8 min
  • スウェーデン語の発音・母音"å"(ネイティブ発音付き)
    Jan 27 2026

    (*ネイティブ発音付き)

    スウェーデン語の発音・母音"å"について解説しています。


    "å"は、日本語の「オ」に近い音であると表記されることもあります(黒田, 2014, 松浦, 2010)。


    ただし、"å"の発音のポイントは

    口の中の奥の方で発音する。

    ・口はすぼめるが、母音"o"と比べるとやや上下に開いた形となる。

    となります。


    発音する音自体は、日本語の「オ」に近い音ですが、もし日本語のように口の前の方で発音してしまうと、深みのない音(平たい音)になってしまいます。


    口の奥、喉のあたりから音を出すことを意識できると良いと思います。


    また、この"å"の発音となる場合でも、スペルが"o"で書かれる単語があります(Scherrer&Lindemalm, 2014, p44, 清水, 2016, p12)。

    例:son, korv

    この2つの単語は、スペルは"o"で書かれていますが、発音は"å"の音と同じになります。


    単語に入っている"o"が、どのような発音になるか迷う時は、発音の聞けるアプリや辞書を使い、実際にネイティブの音を聞いて確認してみることをオススメします。


    エピソード内に出てきた単語:

    "å"

    tåg「電車」(長く発音されるå)

    språk「言語」(長く発音されるå)

    lång「長い」(短く発音されるå)

    gång「〜回、〜度」(短く発音されるå)


    "o"(発音は本来の"o"

    godis「お菓子」(長く発音されるo)

    ost「チーズ」(短く発音されるo)


    "o"で書かれるが、発音は"å"となる単語

    son「息子」(長く発音される。åと同じ音になる)

    korv「ソーセージ」(短く発音される。åと同じ音になる)


    <今日の日付・スペル>

    "onsdag"…「水曜日」

    "tjugoåttonde"…「28日、28番目(序数の28)」

    "januari"…「1月」


    参考文献

    黒田享, Schmidt, C. (2014). スウェーデン語の基本:入門から中級まで.(1) 三修社.

    清水育男, ウルフ・ラーション, 當野能之. (2016). 大阪大学外国語学部 世界の言語シリーズ12 スウェーデン語(1). 大阪大学出版会.

    松浦真也. (2010). スウェーデン語の基本単語 文法+基本単語 3000(1).三修社.

    Scherrer, P. L., Lindemalm, K. (2014). Rivstart A1+A2 Textbok(2). Natur & Kultur. Stockholm

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    9 min
  • スウェーデン語での時間の表し方②(ネイティブ発音付き)
    Jan 26 2026

    (*ネイティブ発音付き)

    前回に続き、スウェーデン語の時間の表し方を紹介しています。


    20分(または25分)以降は、次の時間の数字を使っていきます。

    表現するときは、日本語とは逆で、「分」が「時」より先にきます。


    エピソード内に出てきた表現:

    3時40分は4時20分前、3時45分は4時15分前と考えます。

    i「〜分前」fem i fyra「4時5分前

    tjugo i fyra「3時40分(4時20分前)」

    kvart i fyra「3時45分(4時15分前)」

    kvart「15分、4分の1」

    tio i fyra「3時50分(4時10分前)」

    fem i fyra「3時55分(4時分前)」


    「〜時半(30分)」には、"halv"「半分」と、次の時間の数字を使います。

    halv tre「2時半」(2の次の時間は3:tre

    halv fyra「3時半」(3の次の時間は4:fyra

    halv fem「4時半」(4の次の時間は5:fem

    halv sex「5時半」(5の次の時間は6:sex


    25分と35分は、「□時半」を軸にします。例えば3時25分であれば3時半の5分前、3時35分であれば3時半の5分過ぎとなります。

    i「分前」

    över「〜分過ぎ」

    fem i halv fyra「3時25分(3時半の5分前)」

    fem över halv fyra「3時35分(3時半の5分過ぎ)」


    ※20分〜25分と35分〜40分の間は、どう表現するか個人などで違ってくるようです(清水ほか, 2016, p126)。

    ストックホルムでは、25分から半まで「□時半の〜分前」、半から35分まで「□時半の〜分過ぎ」という表現を使うとのこと。


    <今日の日付・スペル>

    "tisdag"…「火曜日」

    "tjugosjunde"…「17日、17番目(序数の17)」

    "januari"…「1月」


    参考文献

    黒田享, Schmidt, C. (2014). スウェーデン語の基本:入門から中級まで.(1) 三修社.

    清水育男, ウルフ・ラーション, 當野能之. (2016). 大阪大学外国語学部 世界の言語シリーズ12 スウェーデン語(1). 大阪大学出版会.

    Scherrer, P. L., Lindemalm, K. (2014). Rivstart A1+A2 Textbok(2). Natur & Kultur. Stockholm.

    Vorderman, C. (2021). Hjälp ditt barn med matte genom hela grundskola och gymnasiet(Bager, T. L. Övers.; 1 uppl. ). Tukan förlag AB. (Orginalutgåvan publicerad 2010)

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