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  • ハレまる。みっけ!社会福祉法人 津山福祉会 高寿園
    Feb 6 2026
    【レポート】53通りの働き方がある介護施設?「自分の働くは自分で作る」社会福祉法人 津山福祉会 高寿園に学ぶ、職場改革 仕事と育児の「二者択一」を終わらせる、現場発のイノベーション 「介護の仕事は過酷で、育児との両立なんて到底無理だ」。そんな固定観念が、多くの有能な人材を現場から遠ざけてきました。しかし、岡山県津山市にある社会福祉法人「津山福祉会(高寿園)」の事例は、そんな職場環境が過去のものであることを証明しています。 深刻な人手不足が叫ばれる介護業界において、なぜこの施設には人が集まり、そして辞めないのか。そこには、制度をトップダウンで押し付けるのではなく、職員自らが「自分の働くは自分で作る」という意志を持って進めてきた、職場改革の物語がありました。 働き方を創造に変えた、ボトムアップの「53通りのシフト」 津山福祉会・高寿園の最大の特徴は、スタッフの数だけあると言われる「53通りの働き方」です。これらの多様な勤務形態は、2009年に発足した「両立支援委員会」という職員主体の組織から生まれました。 改革の出発点は、経営陣による号令ではなく、現場スタッフへの徹底的なアンケートでした。そこで噴出した「もっとこう働きたい」というリアルな声を、一つひとつ制度へと昇華させていったのです。 「多様な価値観を大切にする」という風土は、単なるスローガンではありません。子供が小学校を卒業するまで利用できる短時間正社員制度など、ライフステージの変化に合わせた柔軟なアップデートが今も続いています。画一的な労働条件を排除し、個人の事情を「わがまま」ではなく「システムへのヒント」と捉える姿勢
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    20 min
  • ハレまる。みっけ!株式会社 行雲
    Feb 6 2026
    「レポート」倉敷発の「心が豊かになる働き方」株式会社 行雲 1. 倉敷の美しい街並みから生まれる、新しい「豊かさ」の形 岡山県倉敷市、江戸時代の情緒を今に伝える美観地区。白壁の蔵屋敷が並ぶこの歴史的な街並みを舞台に、「心の豊かな暮らしを作る」という鮮やかなビジョンを掲げる企業があります。古民家を活用したゲストハウスやカフェ「有鄰庵(ゆうりんあん)」などを展開する、株式会社行雲(こううん)です。 彼らが提供するのは、単なる観光サービスの枠を超えた「新しい生き方の提案」そのもの。同社がサービス業という、「第一回岡山子育てしやすい職場アワード」を受賞したという事実です。 なぜ行雲は、これほどまでに高いエンゲージメントと幸福感に満ちた組織を構築できたのか。その裏側には、既存のビジネス常識を軽やかに、かつ本質的に覆す「ルール」が存在しました。 2. 「妊婦さんいらっしゃい採用」が当たり前という感覚 行雲の象徴的な姿勢を象徴するのが、「妊婦さんいらっしゃい採用制度」です。これは妊娠中の方であっても、その事実を理由に採用を制限しないという、一見すれば大胆な方針です。 代表の犬養(いぬかい)氏は、社内で「ワンさん」の愛称で親しまれています。このニックネームは苗字の「犬」に由来するというユーモア溢れ
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    21 min
  • 特定医療法人 自由会
    Feb 5 2026
    【レポート】残業わずか2.8時間。岡山から届いた「医療現場」の常識を覆す働き方の革命 1. 医療現場の「当たり前」を疑う 「医療従事者は多忙を極めて当たり前」——。そんなイメージを抱いている方は多いのではないでしょうか。人命を預かる現場ゆえの緊張感と、慢性的な人手不足。医療業界において「働き方改革」は、理想であっても実現は困難な高い壁。 しかし、岡山県岡山市南区に、その「常識」を鮮やかに覆している組織があります。回復期リハビリテーションを主軸に、入院から在宅までシームレスなサービスを提供する「特定医療法人 自由会」です。岡山光南病院や光南クリニックを運営する同法人は、岡山県が実施する「岡山子育てしやすい職場アワード」を受賞。特筆すべきは、単に「休みが多い」といった表面的な制度の話に留まらない、徹底した「人本主義」の浸透です。 残業時間は月平均3時間に満たず、有給休暇取得率は約9割。なぜ、これほどまでに高い生産性と職員の幸福度を両立できるのか。医療現場の未来を指し示す、自由会の「働き方の革命」の裏側に迫ります。 2.1981年からの「先見の明」はトレンドではない 自由会の取り組みを紐解いて驚かされるのは、その歴史の深さです。働き方改革が国を挙げて叫ばれるずっと前、昭和56年(1981年)に岡山市南区で診療所を開設した当初から、すでに「職員が安心して働ける環境」への投資が始まっていました。 • 昭和57年: 院内託児所を開設
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    15 min
  • ハレまる。みっけ!三協鋲螺編
    Dec 26 2025
    岡山県玉野市にあるねじ屋さん有限会社三協鋲螺は、「従業員第一主義」を掲げ、従業員の幸せを最優先事項としています。子育て支援や残業削減、働きやすい職場作りのために導入した具体的な施策は以下の通りです。1. 残業ゼロの実現と給与のベースアップ2019年4月から「残業ゼロ」を宣言しました。残業がなくなることで従業員の手取り額が減らないよう「基本給のベースを2割近くアップさせる」という踏み込んだ対策を行っています。これにより、従業員は自ら業務の効率化を考えるようになり、実際に午後5時ちょうどには退社できる環境が整っています。2. 柔軟な勤務・休暇制度• 短時間正社員制度: 通常は午前8時から午後5時までの勤務ですが育児等の事情に合わせて「午前9時から午後4時まで(実働6時間)」といった、勤務時間を短縮した正社員としての働き方を選択できます。• 1時間単位の有給休暇: 有給休暇を1時間単位で取得可能です。子供の急な発熱や病院への送迎、市役所や銀行での用事など、短時間の用事にも柔軟に対応できるため、仕事と家庭の両立に役立っています。• メモリアル休暇: 本人の誕生日や結婚記念日などに、年に1日、特別に休みを取得できる制度です。休暇の予定はGoogleカレンダーで共有され、社員同士で調整しやすい仕組みになっています。3. コミュニケーションを促進する施策• もぐもぐタイム: 毎日午後3時に会社がおやつを用意し、全員で交流しながら食べる「お茶会」を実施しています。この時間は単なる休憩ではなく、互いの家庭環境や状況を知るための親睦の場となっており「子供が風邪気味なので明日は休むかもしれない」といった相談がしやすくなるなど、互いにサポートし合える雰囲気作りにつながっています。4. 今後の展望今後は出産後の支援だけでなく、若い世代への妊活支援(不妊治療の費用サポートなど)の導入も検討しており、さらなる従業員ファーストな環境作りを目指しています。これらの取り組みの結果、正社員の離職率がゼロになり、有給休暇の取得率も80%を超えるなど、目に見える成果が現れています。三協鋲螺の取り組みは、機械を動かす小さなネジが全体を支えるように、従業員一人ひとりの生活を支えることで会社という大きな組織をより円滑に、そして、力強く動かしている。そんな企業でした。
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    18 min
  • ハレまる。みっけ!<岡山県 子ども・福祉部子ども未来課 少子化対策班>
    Nov 20 2025
    Q.企業向け子育て支援ポータルサイト「ハレまる」について伺っていきたいと思います。HP:https://8092-okayama.jp/haremaru-portal/    A.「ハレまる。」とは、岡山県が運営する、企業向けの子育て支援情報をお届けするポータルサイトです。 おかやま子育てしやすい職場アワードの受賞企業をはじめとした、県内企業の取組事例や、従業員の子育て支援に関係した助成金や補助金、セミナー情報などを随時発信しています。従業員の子育てに関わる、様々なヒントを掲載しておりますので、ぜひ遊びに来てください。   Q.数多くの企業が宣言している「おかやま子育て応援宣言企業」について教えてください。 A.「おかやま子育て応援宣言企業」は、従業員の子育てや、地域における子育てを応援するための具体的な取組を企業や事業所に宣言していただき、県が登録する制度です。 現在登録されている例としては、「育児休業を取得しやすい社内環境を整えます!」「地域のスポーツ少年団の活動を積極的に支援します!」など、 それぞれの企業がオリジナリティのある宣言をしていただいています。 申請をいただいたのち、企業を訪問して宣言内容をヒアリングし、1カ月程度で登録証を交付しています。 Q.この「おかやま子育て応援宣言企業」になるとどのようなメリットがあるのでしょうか? A.メリットとして、専用のロゴマークを、名刺やホームページ、求人広告等で使用していただけます。また、県のホームページにて企業名と宣言内容を紹介させていただきます。その他、一部の金融機関では宣言企業を対象とした優遇金利融資、信用保証料の割引も行っています。 Q.「アドバンス企業」について教えてください。 A.「アドバンス企業」とは、おかやま子育て応援宣言企業のうち、仕事と家庭の両立支援に特に積極的な企業等として岡山県が認定する制度です。 アドバンス企業として認定されるには、おかやま子育て応援宣言企業として、登録されていることのほか、一般事業主行動計画を策定していること、時間外労働の上限規制を遵守していることなど、一定の条件を満たしていることが必要です。 申請書をいただいてから審査を行い、1~2か月程度での認定となります。 Q.アドバンス企業についてもメリットを教えてください。 A.「アドバンス企業」のメリットですが、アドバンス企業専用のロゴマークを名刺やホームページ等での企業PRに活用いただけるほか、ハローワークの求人票にアドバンス企業であることを記載いただけます。 また、県ホームページで企業名等の紹介をしたり、アドバンス企業の中から毎年優れた取組を行った企業に県知事賞を授与しています。 ほかにも、一部の金融機関では特別貸付の制度などもあります。 Q.岡山県からも企業に向けた支援はあるのでしょうか? A.企業に向けた支援として、今年度、子育てしやすい職場環境助成金を創設しました。 この助成金は、従業員の子育て支援に要した経費の一部を県が助成するものです。 具体的には、従業員の育児・家事負担の軽減に要する経費、子育てに優しい職場環境づくりの推進・整備に要する経費、保育施設等利用支援に要する経費について、上限を10万円として企業が支払った金額の1/2を助成します。 事業所内に新たに子連れスペースを設置した際のマットやおもちゃの経費、企業が従業員の保育料の一部を負担した際の経費など、様々な取組での申請をいただいているところです。来年の2月27日が締切となっております。 なお、予算が上限に達した場合はその時点で終了となりますので、お早めの申請をお待ちしております。 また、男性育児休業取得促進奨励金もあります。 この奨励金は、男性育休が当たり前な社会の実現を目指し、 男性従業員の育児休業取得期間に応じて奨励金を支給するものです。 対象は、通算14日以上の育休を取得し、県内の本社又は事業所において令和7年1月31日以降に 復帰した従業員を雇用する県内企業等で、1事業主につき年度当たり100万円を上限に支給します。 申請に当たり、令和7年度経営層向けセミナー...
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    10 min